2025年10月6日 星期一

0 2025年、夢のビジネスクラス世界一周の旅

書き:

社会人として働いていると、いつか一度は「全区間ビジネスクラスで世界一周してみたい!」って夢、ありますよね。
自分もずっとそう思っていて、ようやく2025年にこの夢を叶えることができました。

今回は、チケットの調べ方から実際の搭乗体験まで、
自分なりの感想をゆるっとシェアしたいと思います✈️


スターアライアンス、ワンワールド、スカイチームの3大アライアンスには、
それぞれ「世界一周チケット(Round the World Ticket)」がありますが、
自分はANA SFC会員でもあり、ここ数年はANAやスターアライアンス便ばかり乗っているので、
自然と今回はスターアライアンスの世界一周チケットを選びました。

もちろん、将来的にはワンワールドやスカイチームの世界一周も試してみたいと思っています。

そして、正直言ってスターアライアンスのRTW(Round The World)予約サイトがすごく使いやすい!
しかも検索結果を保存しておけるのが超便利。

🔗 https://roundtheworld.staralliance.com/staralliance/en/round-the-world


今回の旅の目標と条件:

  1. 普通の会社員なので、長期休暇は取りづらい。
     → 祝日と週末を合わせて、最大10日間で組む。

  2. 途中、ニューヨーク州バッファローで週末を使って家族に会う。

  3. 北欧5カ国のどこかを踏みたい。
     → でもSAS(スカンジナビア航空)が去年スターアライアンスを脱退してスカイチーム入りしたため、北欧経由が難しく…
      最終的にデンマークだけをなんとかルートに組み込みました

  4. アフリカ大陸に一度は足を踏み入れたい(国はどこでもOK)
     → スターアライアンスならエチオピア航空かエジプト航空。今回はエジプトを選び、世界七不思議の一つ、ピラミッド観光もセットで✨

  5. できるだけワイドボディ機を選び、フルフラットになるビジネスクラスを中心に。

  6. 宿泊は全てIHGポイント泊にするため、IHG系列ホテルがある国を優先。

  7. 各国の滞在は1〜2日程度、
     目的は「各航空会社のビジネスクラス&ラウンジ体験」。

  8. 最後は台湾経由で帰って、懐かしの味を堪能する。


最終的な旅程はこちら:

<<フライトスケジュール>>

9/11 HND 10:40 ✈ ORD 08:40 (NH112)
9/11 ORD 14:08 ✈ BUF 16:52 (UA1872)
9/15 BUF 10:30 ✈ IAD 11:45 (UA6178)
9/15 IAD 18:25 ✈ CDG 07:45 (UA915)
9/18 CDG 16:00 ✈ CAI 21:20 (MS800)
9/21 CAI 11:10 ✈ CPH 14:45 (MS759)
9/23 CPH 10:25 ✈ IST 14:50 (TK1784)
9/25 IST 15:50 ✈ TPE 07:55 (TK124)
9/28 TSA 13:35 ✈ HND 17:45 (NH852)

ANA経由で発券、手数料・税金込みで合計 ¥890,520
ANA プレミアムポイント は 約32,690(うちANAグループ運航便約11,146)

もし年に2回この世界一周チケット(ビジネスクラス)を飛べば、
SFC修行も一気に達成できそうですね(笑)


<<宿泊ホテル>>

9/15〜9/18(2泊): Holiday Inn Paris - CDG Airport
9/18〜9/21(3泊): Holiday Inn Cairo - Citystars
9/21〜9/23(2泊): Crowne Plaza Copenhagen Towers
9/23〜9/25(2泊): Holiday Inn Express Istanbul - Atakoy Metro
9/26〜9/28(2泊): Holiday Inn Express Taipei Train Station

全部ポイント宿泊で、合計 258,150ポイント

IHGのポイント宿泊はダイナミックプライスなので、
暇がある時にこまめにチェックして、

もし安くなっていたら即予約を取り直す!がコツです。


9/11(木) HND ✈ ORD (NH112)

アメリカ行きのANA「The Room(B77W)」は、SFO・ORD・JFKの3路線限定。
本当は最長区間のJFK線に乗りたかったけど、BUF(バッファロー)への乗り継ぎがEWR(ニューアーク)経由で面倒だったので、
今回はORD(シカゴ)に変更。

NH112はB777-300ER(V.1)で、ANAの「The Room」ビジネスクラス仕様。
ただ今回はマイルを使って、念願のファーストクラス「The Suite」にアップグレード✨
これで“人生初ファーストクラス”の夢を達成!

客室乗務員さんに聞いたところ、JFK便はビジネス客が多くて、
アップグレードはかなり競争が激しいらしいので、結果的にORDにして正解でした。

この日のファーストクラスは8席中2席だけ埋まっていて、ほぼ貸切状態。
CAさんたちは本当にこまめに気にかけてくれて、
「お食事はいかがですか?」「お休みになられますか?」と優しく“餌付け”してくれます(笑)

隣の席が空いていたので、「ベッドはこちらでご用意しましょうか?」と聞いてくれ、
結果的に“1席はリビング、もう1席はベッド”という贅沢な使い方に。
身長180cmでも余裕で真っすぐ寝られて、しかも寝返りもできる広さ。

The Suiteは3つの窓を独占していて、スイッチ1つで一斉にブラインドを操作できます。
キャリーケースも座席内で広げられるほどスペースがあり、ドアを閉めれば完全プライベート空間。

アメニティは英国ブランドETTINGER。
中にはANA定番のアイマスクや歯ブラシに加えて、SENSAIの化粧水・リップクリームも。

ヘッドホンはSONYのノイズキャンセリングタイプで、
本当に飛行機の低音がほぼ聞こえないレベル!
3.5mmジャックなので、タブレットにも使えます(持ち帰りはNGですが)。

パジャマは持ち帰りOK。生地がしっかりしていて洗ってもヘタれなさそう。
トイレには小さな踏み台があって、着替えの時に床を踏まなくていいのも嬉しいポイント。

ドリンクメニューには、ビジネスクラス定番のシャンパンやワインの他、
なんと「響 17年」と「KRUG」も!🍾

離陸後すぐにメニューを渡され、オンラインで事前予約した料理以外も自由にオーダー可能。
洋食ではキャビアとステーキは定番のセット。
食後も味噌ラーメン、ハンバーガー、ホタテ、茶漬けなど、
好きなタイミングでオーダーOK。とにかくお腹が空く暇がない(笑)

Wi-Fiも問題なく使えて、動画は無理だけどメッセージ送受信は快適。

そして、映画を見ていたらCAさんが「窓の外にオーロラが見えますよ!」と教えてくれて、
微弱ながらも人生初オーロラを拝むことができました✨



9/11(木) ORD ✈ BUF (UA1872)

クラスはUnited First、機材はB737 MAX8で、
アメリカ国内線の“First”なので、期待はせず(笑)

搭乗時にウェルカムシャンパン、離陸後にスナックとドリンク。
シートは大きなリクライナーソファみたいな感じ。
まあ可もなく不可もなく、という印象。



9/15(月) BUF ✈ IAD (UA6178)

United Expressのフライトですが、実際はMesa Airlineに運航されています。
機材はE175 V.2で、全席エコノミー。
今回の旅で唯一のエコノミーフライトです。

1時間ほどの短距離なので全く問題なし。
機内サービスはお水のみ。



9/15(月) IAD ✈ CDG (UA915)

機材はB777-200ER V.1
B787ほど新しくはないけど、ずっと気になっていたUnitedの「Polaris Business」に搭乗。

シートは細長いリバースヘリンボーンタイプで、JALのSky Suiteに少し似ています。
足元のスペースも十分あり、180cmでもまっすぐ伸ばせる快適さ。
横に収納ボックスがあって、ガジェットや書類をポンポン入れられて便利。
USBポートは2つ、イヤホンはフルサイズタイプ。

離陸前にウェルカムドリンク。
ディナーではしっかりクロスを敷いて、ビーフメインがとても柔らかくて美味。
着陸前の朝食は…寝坊して逃しました(笑)

アメニティはTherabody製で、
ハンドクリーム・リップ・フェイスミストなど、機内乾燥対策がばっちり。



9/18(木) CDG ✈ CAI (MS800)

エジプト航空のB787-9
4時間半のフライトですが、新型機材なので“歯科用チェア”ではなく、
ちゃんとしたフルフラットタイプのシートで一安心。

エジプト航空はネットの評判が微妙でしたが、
実際に乗ってみると、思ったより悪くなかったです!

ただし、機内エンタメに日本語・中国語字幕はなし。
イスラム圏らしく、女性の胸やお尻の部分はモザイク処理されてました😅

機内食はビーフを選びましたが、完全にウェルダン。
少し硬めでしたが、味は悪くなかったです。

アルコール提供は一切なし。
代わりにジュースが豊富で、特にグァバジュースが美味しかった!
まるで台湾の結婚式で出てくるあの味(笑)

4時間フライトでもアメニティポーチあり。中にはコーム(くし)が入ってました。
シートはしっかりフルフラットで、脚も完全に伸ばせます。



9/21(日) CAI ✈ CPH (MS759)

機材はB737-800 V.2のナローボディ機。
SASがスターアライアンスを抜けた今、北欧経由は本当に難しい…
今回はこのエジプト航空便でなんとかデンマーク入り。

座席は大型リクライナー(いわゆる“歯科用チェア”タイプ)。
IFE(機内エンタメ)はかなり古く、USBポートも通電せず。
結局ポッドキャストを聴きながら軽食を食べて寝ました。

一応、簡易アメニティポーチあり。



9/23(火) CPH ✈ IST (TK1784)

機材はA321neo V.2のナローボディ機。
スイス航空経由も考えたけど、スイスのホテル代が高すぎて断念(笑)

初めてのターキッシュエアラインズでしたが、
想像以上に好印象!

ナローボディなのに内装が新しく、
シートにも収納スペースあり。
モニターは大きくて、しかも繁体字中国語対応。

機内食はトルコ風でスパイスの香りがよく、
イヤホンの品質もかなり良い。
エジプト航空のMS759とは雲泥の差。

3時間半のフライトだったので、
アメニティは配られませんでしたが、納得の内容でした。



9/25(木) IST ✈ TPE (TK124)

ついにターキッシュエアラインズのロングホール路線に搭乗!
感想:めちゃくちゃ良い👏

機材はB787-9
おそらくターキッシュエアラインズの中でも、アエロフロート仕様A350の次に豪華なビジネスクラス。

シート幅はやや狭めだけど、細部まで気が利いている。
例えば…

  • アームレストが下げられる → フルフラット時に寝返りが打ちやすい

  • モニターが下向きに傾けられる → 寝たままでも映画が見やすい

  • 間接照明があって、夜の雰囲気がとても良い✨

ただし、その照明の位置が窓を1つ潰しているのはちょっと残念。

機内食のサーブはワゴンスタイルで、好きなものを選べる。
さらに、テーブルには“キャンドル風ライト(LED)”を置いてくれて、
ディナーの雰囲気が最高にロマンチック🌙

食事も本格的で、ラムチョップが柔らかくて臭みゼロ。
他にもトルコの郷土料理が色々あって、つい食べ過ぎました。

アメニティポーチはフランスブランド「LANVIN」。
スリッパのクオリティも高くて、ちょっと笑ってしまうレベル(笑)



9/28(日) TSA ✈ HND (NH852)

この便はB787-8 V.1で、ワイドボディではあるものの、
ビジネスクラスの内装は正直かなり古い。

本当は長榮航空(BR190)の「皇璽桂冠艙」に乗りたかったけど、
来年のANAアップグレードポイント獲得を考えてNH便に。

フライト時間も3時間ちょっとなので、まあOK。



<<ラウンジ体験記>>

HND : ANA SUITE LOUNGE

以前にも利用したことがあるけど、やっぱり最高レベル。
入室するとすぐスタッフが「お飲み物はいかがなさいますか?」と聞いてくれる。

出来立ての料理もどれも美味しく、
隣のビジネスラウンジよりも断然静かで快適。
マッサージチェアも完備💺


ORD : United Club C10 (Domestic)

ORDはいつも混雑していて、ラウンジも例外ではなし。
席を見つけるのも一苦労。

前のフライトでお腹いっぱい食べていたので、
ここではほぼ何も食べず。


BUF : (ラウンジなし)

UAはBUFに自社ラウンジを持っていません。
空港内には「The Club」というラウンジがありますが、
UAのステータスでは入れず。

なので、ここはノーラウンジ。


IAD : Polaris Lounge

UnitedのPolaris Loungeは、
スターアライアンス便のビジネスクラス搭乗者限定で利用可能。
スターアライアンスゴールドだけでは入れません。

最初は人が少なかったけど、数時間で激混み!
でも設備は最高。

ダイニングルーム、クワイエットルーム、シャワールーム完備。
ちゃんと寝られて、食べられて、リフレッシュできる。

しかもトイレは全て“ジェンダーレスの個室”で、男性用小便器はなし。
アメリカらしい配慮を感じました。

ちなみに、IADにはこの他にも
ターキッシュエアラインズラウンジとルフトハンザラウンジがありますが、
どちらもA/Bターミナルにあり、Cゲートからは遠いので断念。


CDG : Star Alliance Paris (CDG) Lounge

このラウンジは2〜3年前にオープンしたばかりでとても綺麗✨
入るとまず目に入るのが、シャンパンとワインのセルフカウンター。
ラウンジ全体がワインセラーのような雰囲気でおしゃれ。

屋外テラスもあって、外の空気を感じながら一杯飲めるのが最高。

料理はフランス風で、アジア人には少し重めかも。
でも飲み物は充実していて、シャンパン・ワイン・ビール飲み放題。

シャワールームもあって、利用は登場券を提示するだけでOK(予約不要)。
人が少なく、広々していてすごく快適でした。

各席にはUSB-AとUSB-Cの両方あり、さすが新設ラウンジ。


CAI : CAC LOUNGE

搭乗口はターミナル2のB。
使えるラウンジはこのCAC Loungeのみ。

率直に言って、かなり微妙…。
スペースは狭く、料理もイマイチ。
唯一まともだったのはゆで卵、りんご、コーラ(笑)

Wi-Fiは爆遅(Speedtestで1〜2Mbps)。
電源もほとんど見当たらず。

空港全体のクオリティも他都市と比べるとだいぶ差がある印象でした。


CPH : Eventyr Lounge

SASがスターアライアンスを脱退してスカイチームに入ってしまったので、
スターアライアンスゴールドやビジネスクラスではSAS本拠地のラウンジを使えず…。

今回は土航(TK1784)の搭乗口Cから利用できる「Eventyr Lounge」へ。

広さは控えめだけど、利用者が少なくて静か。
落ち着いて過ごせる雰囲気で、軽食とお酒が中心。
ホットミールは少なめだけど、ビールは数種類のタップがあり、
ノンアルビール、ワインも豊富🍷

結果的に居心地のいい“穴場ラウンジ”でした。


IST : Turkish Airlines Business Lounge

さすがターキッシュエアラインズの本拠地ラウンジ!
とにかく広くて綺麗で、トルコ料理の屋台みたいなエリアまである!🍢

さらに、飛行体験シミュレーターや荷物ロッカー、シャワールームまで完備。
シャワールームにはバスローブまでありましたが、個人的にはちょっと微妙(笑)
歯ブラシがなかったのは少し残念。

唯一の欠点はコンセントの少なさ。
ほとんどの席にあるのはワイヤレス充電とUSB-Aのみ。
普通の電源を使いたい時は、床近くの限られた場所で延長コードを引っ張る必要があります⚡

でも全体的に清潔で快適、
“これぞホームラウンジ”って感じでした。


TSA : AIRLINES VIP LOUNGE

ついに台湾に到着!
このラウンジ、2025年に大規模リニューアルしていて、
以前より格段にパワーアップしていました✨

注文制の「牛肉麺」「肉燥湯麺」など台湾の定番メニューが食べられるほか、
春一枝アイスキャンディーやモーベンピックのアイスまで!🍨

他にも、豆干・海帯・滷味・茶葉蛋・老楊方塊酥など、
“これぞ台湾”というおつまみが勢ぞろい。

以前と比べてフードのクオリティが大幅アップしていて、
もしスターアライアンスゴールド資格で利用するなら、
桃園空港のEVA「The Star」と比べても全然引けを取らない。

TSAは国際線が少なく、チェックインカウンターが開くのも出発2時間半前からなので、
利用者も少なく、静かに過ごせるのが嬉しいポイント。


こうして、
18日間・全区間ビジネスクラスで巡るスターアライアンス世界一周の旅 は無事終了✈️

長年の夢を叶えた達成感と、
それぞれの航空会社の個性を体感できた満足感でいっぱい。

ANAのThe Suiteで始まり、ターキッシュ エアラインズの豪華ラウンジで締める。
まさに“空を楽しむ旅”という感じでした。

次は、ワンワールドかスカイチームで挑戦してみたいなと思っています🌍

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